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セカンドカーは、カーライフを充実させる魅力的な選択肢のひとつです。セカンドカーがあれば、仕事とプライベートで使い分けたり、家族の移動をもっとスムーズにしたりと日常の移動ストレスを解消できます。しかし、コストや保管場所の問題からためらう方も少なくありません。
この記事では、セカンドカーのメリット・デメリットをはじめ、失敗しない車種選びのポイントを詳しく解説します。おすすめの車種や、維持費を賢く抑えるコツに合わせて紹介するため、ぜひ参考にしてください。
■ セカンドカーをもつメリット
セカンドカーを所有するメリットはさまざまです。単に保険料を節約するだけでなく、家族のニーズやライフスタイルに応じて、より快適で効率的な生活が実現できます。
以下では、セカンドカーをもつことによる具体的なメリットを紹介します。
用途に応じた使い分けができる
セカンドカーを所有することで、車を用途に応じて使い分けられます。1台の車であらゆる用途に対応しようとすると、妥協しなければならない状況が増え、使い勝手に不便を感じてしまうかもしれません。
しかし、用途に応じて車を使い分けることで、各車の強みを最大限に活かせます。たとえば、通勤や日常の買い物には軽自動車やコンパクトカーが最適です。
燃費がよく小回りも利くため、狭い道や駐車場でもストレスなく運転できます。また、軽自動車は維持費が安いため、通勤や近所の移動にかかるコストの削減が期待できます。
一方で、家族や友人とのレジャーや旅行には、広い車内をもつミニバンやSUVが役立ちます。荷物やアウトドア用品をたっぷり積み込め、長距離移動でも快適な移動が可能です。1台は実用性重視、もう1台は趣味やレジャーに特化させることで、カーライフをさらに豊かにしてくれます。
利便性が向上する
セカンドカーを所有することで家族全員の生活の選択肢が増え、日常生活の利便性が劇的に向上します。たとえば、子どものいる家庭の場合、通勤で車を使用してしまったとしても、子どもの送り迎えなどをセカンドカーで行えます。
公共交通機関や自転車に頼らざるを得ない買い物なども、セカンドカーがあれば効率的に済ませられます。
セカンドカーをもつことでそれぞれが車を使え、どちらかが我慢することなく生活がスムーズに進むでしょう。
車の劣化を抑えられる
セカンドカーをもつことで、車の劣化を遅らせる効果も期待できます。1台の車を長期間使用すると走行距離が増え、部品の劣化や消耗が進みやすくなります。また、車全体の消耗も進むためメンテナンス費用が増加したり、車両寿命が短くなったりするリスクが高まります。
たとえば、1台目は通勤や日常の買い物に使用し、2台目はレジャーや家族旅行など特別な目的に活用する、といった使い分けが考えられます。用途を分けることで、各車両の消耗を均等化でき、どちらの車もより長く快適に使い続けられます。
セカンドカーを所有することで、メンテナンス計画を柔軟に組める点もメリットです。1台目の車が車検や修理で使用できない間でも、2台目を代替として活用できるため生活に支障をきたしません。
また、車検やオイル交換、タイヤ交換などの整備タイミングを分散させれば、一度に発生するメンテナンス費用を軽減できるため家計管理がしやすくなります。
緊急時のバックアップとなる
セカンドカーは、車の故障や事故の際にバックアップとして活用できます。万が一、メインの車が急に動かなくなってもセカンドカーがあれば、代車を手配することなくすぐに移動手段を確保できます。
また、代車は車種が選べないことが多く、自分の車とは異なる使い勝手やサイズに戸惑うケースも少なくありません。セカンドカーを所有していることで、慣れ親しんだ車をそのまま利用でき、快適さを維持できます。
■ セカンドカーをもつデメリット
セカンドカーの購入は便利さを増す一方で、いくつかのデメリットもあります。購入前に、デメリットをしっかりと理解し、対応策を考えておくことが重要です。
購入費用と維持費がかかる
セカンドカーの所有は利便性と自由度といった魅力をもつ反面、同時に多くの費用が発生します。
セカンドカー本体の購入費に加え、燃料費や税金、保険料、車検、メンテナンス費用などの維持費も、車両が2台になればその分2倍の費用がかかります。
そのため、購入後に必要な維持費を把握し、コストを念頭にいれて計画することが大切です。
駐車スペースの確保が必要
2台の車を所有する場合、当然ながら2台分の駐車スペースを確保しなければなりません。自宅に十分な駐車スペースがある場合は問題ありませんが、アパートやマンションなど、共有の駐車場を利用している場合は注意が必要です。
とくに、賃貸物件の駐車場は数に限りがあるため、2台分のスペースを確保できないケースも少なくありません。1世帯に対して1台の駐車場しか割り当てられない場合も多く、駐車場不足がセカンドカー所有の大きな障害となる可能性があります。
また、共有駐車場に空きがない場合は、近隣の月極駐車場を契約する必要があります。しかし、都市部では月極駐車場が高額であるうえ、空きを見つけること自体が困難な可能性もあります。そのため、事前に近隣の駐車場の空き状況を確認しておくことをおすすめします。
■ セカンドカー選びで失敗しないためのポイント
セカンドカーを購入する際には、用途や生活スタイルに合った車を選ぶことが重要です。さまざまな視点からポイントを抑えることで、後悔のない車選びが可能です。以下で5つ紹介します。
利用目的を明確にする
まずは、セカンドカーをどのような用途で使用するのかを明確にしましょう。日常の買い物や子どもの送り迎えが主な用途であれば、小回りが利き、駐車もしやすいコンパクトカーや軽自動車が適しています。
一方で、アウトドアやレジャーに使いたい場合は、荷物をたくさん積める車や燃費のよい車が役立ちます。
用途を明確にすることで、必要以上に高額な車を選んだり、逆に必要な機能が不足している車を購入したりするリスクを軽減できます。
維持費の安い車を選ぶ
セカンドカーはメインの車と並行して使用するため、維持費が重要なポイントです。購入時の価格だけでなく、燃費や税金、保険料、車検費用なども考慮して車を選びましょう。
たとえば、購入価格が手頃でも燃費が悪い車や修理費用が高額になりやすい車種は、長期的にみるとコストが増える可能性があります。
そのため、維持費を抑えられる軽自動車やコンパクトカーを選ぶことが、長期的なコスト管理において重要です。
家族の利用も考慮する
用途を絞るのではなく、いくつかの用途で活用する場合は、家族の利用も考慮することが大切です。たとえば、子どもがいる家庭では車内の広さや後部座席の安全性を重視する必要があります。
また、長距離移動をする機会が多い場合は、快適性や荷物の積載量も考慮して選ぶとよいでしょう。使用用途に加え、誰と利用するかを考えて選ぶことも大切です。
デザインや好みを重視する
セカンドカーはメインカーとは異なる役割を果たすため、デザインや好みを重視する選び方もポイントのひとつです。お気に入りの車に乗ることで運転が楽しくなり、日々の満足感が高まります。
たとえば、スズキのハスラーやダイハツのムーヴキャンバスは、可愛らしいデザインが女性からの支持を集めています。一方で、通勤用の車を検討している場合は、軽量ボディのセダンタイプがおすすめです。
家族全員が使う可能性がある場合は、家族の意見も参考にして車を選ぶことが大切です。それぞれのニーズを反映することで、全員が満足できる車を見つけられるでしょう。
使用頻度を考慮する
セカンドカーを選ぶ際には、使用頻度を見極めることも大切です。毎日利用するのか、週末や休暇中だけなのかによって、選ぶべき車のタイプや機能が大きく変わります。
たとえば、日常的に通勤や近所への買い物など短距離移動がメインであれば、軽自動車やコンパクトカーがおすすめです。逆に、休日に遠出することが多い場合は、長距離でも快適に運転できる車や大容量の荷物が積める車を選ぶとよいでしょう。
購入する前に、自分の生活スタイルや使う場面を具体的にイメージすることで、後悔のない選択ができます。
■ セカンドカーにおすすめの車種10選
ここでは、セカンドカーとしておすすめの10車種を紹介します。それぞれの特徴や魅力を見極め、ライフスタイルにぴったりの1台を見つけましょう。
スペーシア
スペーシアは家族での利用にぴったりなセカンドカーで、送迎などにも適しています。「ザ・かぞくの乗りもの」というキャッチフレーズ通り、家族全員が快適に過ごせるよう設計されているのが特徴です。
広いリアシートは、マルチユースフラップを搭載しており、長時間のドライブでもリラックスできる座り心地を提供します。ドライバーや乗客一人ひとりの体型に合わせた快適な空間を作り出してくれるでしょう。
さらに、マイルドハイブリッドシステムを搭載しており、走行中のエネルギーを効率よく回生し、加速時にはモーターがアシストします。燃費消費率は25.1㎞/L(国土交通省審査値)で、燃費を抑えつつ快適に走行できます。
広い室内空間と便利な機能がバランスよく組み合わさったスペーシアは、日常使いに最適なセカンドカーといえます。
タント
ダイハツのタントは広々とした車内空間と使い勝手のよさで、子育て世代に支持されている軽自動車です。タントの特徴的な「ミラクルオープンドア」は中央に柱がなく、一般的なスライドドアに比べて広い開口部を提供します。
狭いスペースでも荷物の積み下ろしがしやすく、赤ちゃんや子どもを安全に乗せることが可能です。開口部分が広いことで大きなベビーカーや車椅子も楽々積み込めるため、家族で移動する際の利便性が格段に上がります。
加えて、ダイハツの先進的な「スマートアシスト」システムが搭載されています。衝突回避支援や車両の周囲状況を感知する機能が運転をサポートしてくれるため、安心して運転できます。
ハスラー
スズキのハスラーは、SUVの力強さとトールワゴンの使い勝手を兼ね備え、街乗りからアウトドアまで幅広いシーンで活躍する軽自動車のクロスオーバーです。2024年5月には、一部仕様変更により、安全技術や快適装備が強化され、より洗練されたデザインが魅力です。
リアシートの背面やラゲッジスペースは、汚れや水に強い素材が使われており、荷物の積み下ろしもストレスなく行えます。また、走行性能にも定評があり、4WD車は未舗装路や滑りやすい路面でも安定した走行を実現できます。
また、安全性も充実しており、前方衝突予防警報や踏み間違い衝突アシストなど、最新の運転支援機能が搭載されています。カラーバリエーションも豊富で、自分好みの1台を見つけやすいでしょう。
N BOX
ホンダのN-BOXは、2021年4月〜2024年3月の新車販売台数が3年連続トップと人気を誇るモデルです。ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」による低床設計で、居住性と積載性が向上しています。
後部座席は大人でも快適に座れる広さがあり、荷物も簡単に積載できます。さらに、天井が高いため、小さなお子様の着替えやチャイルドシートの設置も快適に行えます。
また、2024年9月に登場した「N-BOX JOY」モデルは、軽自動車SUVの要素を取り入れたデザインで、よりタフな印象を与えつつ、実用的なスペースを提供しています。「ふらっとテラス」と呼ばれる広々とした後部座席は、アウトドアや車中泊にも活用できる多用途性をもつているのが特徴です。
落ち着いた内装とスタイリッシュな外観が調和したデザインで、どんなユーザーにも対応できます。子どもの送迎や家族でのお出かけにも使いやすく、広さを重視したい方にも最適なセカンドカーとなるでしょう。
ムーヴキャンバス
ダイハツのムーヴキャンバスは、可愛らしいクラシカルなデザインが特徴のハイトワゴンです。スライドドアや広い収納スペースなど、使いやすさを重視して作られています。
見た目の可愛さだけでなく買い物に便利な車内空間が魅力で、日常的に使うための実用的な機能も充実しているため、女性を中心に人気を集めています。
両側電動スライドドアを採用しており、荷物が多いときでもスイッチひとつで簡単にドアを開けられます。また、降車時に予約しておけば、ドアに近づくと自動でドアが開く機能もあり、狭い駐車場や狭い駐車場や両手がふさがっているときでも使い勝手抜群です。
ダイハツの先進的な運転支援システム「スマートアシスト」が搭載され、事故を未然に防ぐためのサポート機能が充実し、安全性も強化されています。衝突回避支援システムはセンサーとカメラで歩行者や障害物を検知すると警告し、必要に応じて自動で減速します。
可愛さと実用性を兼ね備えた理想的なセカンドカーとして、毎日の買い物やお出かけを快適にし、安全にサポートしてくれます。
デリカミニ
三菱の「デリカミニ」は、アウトドア好きにも日常使いにも最適な軽スーパーハイトワゴンです。「デリカ」らしい力強さを継承しつつも、コンパクトなサイズ感で独自の個性を備えた1台として、2023年5月に登場しました。「DAILY ADVENTURE(日常に冒険を)」をテーマに、見た目にも機能にも遊び心が光ります。
デリカミニの室内は、広さと機能性が自慢です。後部座席は320mmものロングスライド機能やリクライニング機構を備えており、乗る人や荷物に合わせて簡単にアレンジできます。
シート素材には撥水性に優れた生地を採用しており、子どもの食べこぼしやアウトドアの汚れも気になりません。荷室には汚れが簡単に拭き取れる仕様が施されており、キャンプや買い物帰りでも気軽に使える工夫が満載です。
また、助手席側にはハンズフリーで開閉可能な電動スライドドアがあり、荷物が多いときや狭い駐車場でも便利です。
安全性能も充実しており、全車に標準装備された「三菱e-Assist」には、衝突被害軽減ブレーキや踏み間違い衝突防止アシストなど、8つの先進機能が含まれています。
「単に小型化したデリカ」ではなく、軽自動車ならではの経済性と取り回しのよさを備えつつ、力強い走りや高い快適性を両立しています。
アウトドア好きな方にはもちろん、日常の買い物や子育てにも便利で、誰にとっても頼れるセカンドカーとなります。
ワゴンR
スズキの「ワゴンR」は、軽自動車でありながら広々とした室内空間と優れた燃費性能を両立した、万能型のトールワゴンです。狭いイメージがあった従来の軽自動車の常識を打ち破り、快適性と実用性を兼ね備えたセカンドカーとして幅広い層に支持されています。
ワゴンRの室内は、頭上のゆとりを確保した全高設計が特徴です。室内高は1,265mm、室内長は2,450mmと軽自動車としては十分な広さを誇り、ゆったりと座れる空間を提供します。4人乗車時でも窮屈感がなく、通勤や買い物、家族での外出など多様なシーンで活躍するでしょう。
また、マイルドハイブリッドを搭載したグレードは、WLTCモードで25.2km/Lと燃費性能が抜群です。軽自動車ならではのコストパフォーマンスと取り回しのよさを活かしつつ、快適さも妥協しない1台となるでしょう。
タントファンクロス
「アウトドアも日常使いもこれ1台で」という方にぴったりの軽スーパーハイトワゴンが、ダイハツの「タントファンクロス」です。2022年10月に登場したこのモデルは、タントシリーズの新たな派生車種として、アウトドア派のライフスタイルに寄り添った機能とデザインを備えています。
そんなタントファンクロスの最大の特徴は、アウトドアシーンで頼りになるタフなスタイルと実用性です。汚れに強い防水加工シートバックや撥水加工のシートを採用しており、泥や水で汚れた道具や荷物も気軽に積み込めます。
また、荷物の積み下ろしをサポートするラゲージルームランプや、USBソケットなどの便利な装備も標準仕様で付いており、用途に合わせて効率よく収納が可能です。通勤から家族でのアウトドアまで、幅広いシーンに対応してくれるでしょう。
タフト
軽自動車でありながら、本格的なSUVのタフさと日常使いの快適さを両立したのが「ダイハツ・タフト」です。タフト最大の魅力は、コンパクトなサイズ感を活かしつつ、広々とした室内空間と多機能な収納力を提供している点です。
広々とした空間と多用途な収納力を備えているためどんなシーンにも対応でき、ホールド性の高いシート形状で快適な長距離ドライブを叶えます。
また、すべてのグレードに標準装備されている「スカイフィールトップ」は、大きなガラスルーフで明るい室内を作り出し、ドライブ中の景色も楽しめます。スクエア型のボディと力強いSUVらしいデザインが、日常的な移動からアウトドアシーンまで、どんな場面でも存在感を発揮してくれます。
セカンドカーとして通勤からレジャー、アウトドアまでさまざまなシーンで活躍するタフトは、まさに頼りになる相棒です。
スペーシアギア
スペーシアギアは、アクティブなライフスタイルを楽しむために生まれた、アウトドアに特化した軽ハイトワゴンです。2024年9月に新型が発売され、従来の「スペーシア」シリーズとは一線を画す、冒険心を刺激するデザインと機能がわくわく感を演出してくれます。
とくに、注目すべきはアウトドアでの活用を前提に設計された専用装備です。撥水加工のシートや防汚加工されたラゲッジフロア、濡れたまま乗車しても安心なシートなど、どんな条件下でも快適に過ごせる仕様が整っています。
また、リアシートには新たに「マルチユースフラップ」が搭載され、乗車中の快適さをサポートするオットマンモードや、荷物をしっかり固定できる荷物ストッパーモードも搭載されています。日常からアクティブな外出まで幅広いシーンで活躍し、冒険心をくすぐる楽しさを提供してくれるでしょう。
届出済未使用車専門店のトータスなら、700台以上の豊富な在庫のなかからニーズにぴったりのセカンドカーをお選びいただけます。
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■ セカンドカーの維持費
セカンドカーを所有するには、さまざまな維持費が発生します。さらに、ローンで購入する場合は、毎月の維持費に加えて返済額も考慮する必要があります。
維持費は車種や経過年数などによっても異なるため、年間を通じてどの程度かかるのかを事前に把握し、検討することが大切です。以下で、セカンドカーの維持費を解説します。
税金
セカンドカーにかかる税金は、主に「自動車税(自動車税種別割)」「自動車重量税」「環境性能割」です。自動車税は、軽自動車の場合は年間10,800円、登録車(普通自動車・小型自動車)の場合は総排気量に応じて25,000〜110,000円です。
自動車重量税は、軽自動車の場合はエコカーと非エコカー、経過年数によって異なり、登録車の場合は軽自動車の基準に加えて、車両重量に応じてさらに税率が異なります。
環境性能割は燃費性能によって税率が異なります。燃費基準を達成しているパーセンテージによって定められており、軽自動車の場合は取得価格の0%〜2%、登録車の場合は0%〜3%です。
ほかにも、車の購入時には消費税が発生することも忘れないようにしましょう。
メンテナンスの費用
メンテナンス費用には、以下のような点検や交換費用などが含まれます。
・タイヤ
・エンジンオイル
・エアコンフィルター
・ブレーキパッド
・ブレーキオイル など
メンテナンスを怠ると車検費用が高くなったり、予期せぬ故障が発生したりするリスクが高まります。車の状態を良好に保つためにも定期的にチェックし、必要なメンテナンスを実施しましょう。
駐車費用
自宅に駐車スペースがない場合、別途月々の駐車場費用がかかります。駐車場の料金は地域によって大きく異なります。たとえば、東京23区の相場は、月額18,000円〜50,000円程ですが、地方では相場が5,000円以下の地域もあります。
大都市や県庁所在地、主要都市などでは駐車料金が高くなる傾向があります。月極駐車場を利用する場合は、事前に周辺で安価な駐車場を見つけておくと費用を抑えられます。
2台もちの維持費
セカンドカーを所有すると、維持費が大きな負担になります。軽自動車と登録車では費用に大きな差があるため、どちらを選ぶかが重要です。
軽自動車は税金や保険料、駐車場代などの基本的なコストが比較的安価で済むため、維持費が抑えやすいです。しかし、登録車は自動車税や車検費用が高く、ガソリン代やメンテナンス費用も増える傾向にあります。
とくに、排気量が大きい車や大型車であれば、維持費はさらに増加します。家計や使用状況に応じて慎重に検討することが大切です。
■ セカンドカーの維持費を節約するコツ
セカンドカーの所有には維持費の負担が懸念されますが、購入する車や税金対策を工夫することで維持費を賢く節約できます。以下で、5つのコツを紹介します。
セカンドカー割引を利用する
セカンドカー割引は、一定の条件を満たせば2台目以降の車の保険料が割引される制度です。通常、初めての自動車保険契約者は6等級からスタートしますが、セカンドカー割引を利用すれば7等級からスタートでき、保険料が大きく割引されます。
なお、1台目と2台目の保険会社が異なっても適用されるため、保険会社を変更しても問題ありません。2台もちの維持費を抑えたい方はセカンドカー割引の条件を事前に確認し、対象となるかをチェックすることをおすすめします。
こちらの記事では、セカンドカー割引について解説しています。メリット・デメリットや適用条件も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。
経費計上を活用する
個人で事業を営んでいる場合、セカンドカーを業務用として購入すればその車両本体にかかる費用はもちろん、ガソリン代や保険料なども経費として計上できます。たとえば、顧客の元への訪問や別の事業所への移動に利用するなどが該当します。
しかし、業務で使用している証拠を示さなければ経費として認められません。移動の詳細を記録した運行日誌をつけるなど、どの目的で車を使用したのかが分かる証拠を準備しておく必要があります。
燃費性能のよい車を選ぶ
車選びの段階で燃費性能を重視することも、維持費を節約する大きなポイントです。燃費のよい車はガソリン代を大きく節約できるため、コスト削減が期待できます。
また、前述のとおり、自動車にかかる税金のなかには総排気量やエコカーなど、燃費性能によって税率が変わるものもあります。
性能のいい車の購入は、購入費用が高くなる可能性がありますが、長期的に費用を見据えると大幅なコスト削減が見込めます。
駐車場代を節約する
セカンドカーを所有する際、駐車場代が想像以上の出費となるケースも少なくありません。とくに、都市部では駐車料金が高額になるため、少し離れた月極駐車場や駐車場シェアリングサービスなどを比較検討することが大切です。
自分のライフスタイルに合った方法を見つけて、無駄な出費を減らしましょう。
届出(登録)済未使用車の購入を検討する
中古車よりも状態がよく、かつ価格が新車より安い「届出(登録)済未使用車」を選ぶのも維持費を節約するポイントのひとつです。
届出(登録)済未使用車とはナンバー登録されたものの、実際には一度も使用されておらず、展示用などで活用された車両を指します。新車同様の状態でありながら価格は安く設定されており、長期的にみてもコストを低く抑えられる点が特徴です。
■ セカンドカーを購入するなら未使用車がおすすめ
コストを抑えつつ高品質な車を手に入れるためには、未使用車がおすすめです。以下では、未使用車の具体的なメリットをご紹介します。
価格が新車より安い
未使用車を選ぶ最大の魅力は「価格の安さ」にあります。未使用であっても、一度登録されることで新車として扱われなくなり「中古車」として販売されます。
新車よりも低い価格設定にも関わらず、新車とほぼ同じクオリティの車両が購入できるため、未使用車はコストパフォーマンスの高い車両といえます。
納車が早い
未使用車はすでに実物があるため、納車までの期間が非常に短いというメリットがあります。新車は受注生産のため、製造から納車までに時間を要します。
しかし、未使用車はすでに手続きが済んだ状態で販売されるため、手続きもスムーズに進みます。そのため、最短5日で納車されるケースもあり、急いで車が欲しい人にとっては大きなメリットとなるでしょう。
新車同様の状態で購入できる
未使用車の最大の魅力は、ほとんど走行されていないため、外装や内装が新車同様にきれいである点です。中古車にみられるひっかき傷やへこみ、色褪せといった劣化がほとんどなく、まるで新車のような状態で手に入れられます。
さらに、ディーラーで購入した新車に付いている保証と同等の保証を、未使用車には販売店が提供しているケースもあります。中古車よりも長期で安心して使用できます。
税金や保険が安くなる
未使用車を選ぶ大きなメリットのひとつは、税金や保険料の負担を軽減できる点です。新車を購入すると、車両登録にともなう重量税や自賠責保険料は自分で支払わなければなりません。
しかし、未使用車はすでに販売店が支払っているため、購入時にかかる税金や保険料を大幅に抑えられます。
ディーラー系中古車店や未使用車専門店で購入可能
未使用車は、ディーラー系中古車店や未使用車専門店で購入ができます。ディーラー系中古車店では、安全と品質の基準を満たすためのメンテナンスが実施されていることが多く、安定した品質の車両が販売されている可能性が高いです。
保証やアフターサポートも充実しており、購入後も安心ですが、その分価格設定は高い傾向にあります。
一方で、未使用車専門店はディーラー系中古車店と比べると、車両の品質やコンディションにばらつきがあります。未使用車とはいえ、前の所有者によって扱い方が異なるためです。
ただし、取り扱っている車種やメーカーも幅広いため、より多くの選択肢のなかから希望に添った車両が選べます。販売価格もリーズナブルな傾向にあり、保証の充実している販売店を選べば購入後も安心です。
届出済未使用車専門店のトータスなら、走行距離100キロ以内の未使用車を取り揃え、メーカー同等の保証が受けられるため、購入後も安心です。常時700台以上の在庫から、さまざまなメーカーの車種を乗り比べられます。
LINEお友達登録で、お気軽にお問い合わせいただけます。ぜひご利用ください。
■ まとめ
セカンドカーを所有することにより、用途に応じた使い分けができるうえ、両方の車の消耗を分けられるため長く快適に使用できます。ただし、2台目の車をもつことで維持費が増加するため、経済的な管理が重要です。
セカンドカーに最適な車種には、維持費が抑えられる軽自動車や、走行性能に優れたコンパクトカー、燃費に優れたハイブリッド車などがあります。ライフスタイルに合った車を選ぶことで、賢くコストを抑えつつ、快適なカーライフを楽しめるでしょう。
届出済未使用車専門店のトータスは、年間3,000台の販売実績をもち、購入後の徹底したサポートでお客様を全力でサポートしています。
全メーカー・全車種の乗り比べもできるため、効率的な車選びが可能です。ぜひお気軽にご来店ください。
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